やっちの覚醒

雑記ブログです。

『マグニフィセント・セブン』


冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグに支配された町で、彼に家族を殺されたエマは賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュなど荒れ果てた大地にやってきた<ワケありのアウトロー7人>を雇って正義のための復讐を依頼する。
最初は小遣い稼ぎのために集められたプロフェッショナルな即席集団だったが、圧倒的な人数と武器を誇る敵を前に一歩もひるむことなく拳銃、斧、ナイフ、弓矢などそれぞれの武器を手に命がけの戦いに挑んでいく―。(公式サイトより)

友人と『沈黙-サイレント-』を観るつもりだったのだけど、結構重い内容なのでその日のお互いのテンションに合わないかもねーって言って、『マグニフィセント・セブン』に変更した。これが大正解で、めちゃくちゃおもしろかった。

『マグニフィセント・セブン』は、日本映画史上に残る黒澤明の名作『七人の侍』(1954)と、そのハリウッド・リメイクであるジョン・スタージェスの西部劇『荒野の七人』(1960)を原案として製作されたアクション大作である。

この映画の魅力は、観る者を熱くさせる要素が満載なところだと思う。
まず、主要キャラがみんなカッコイイ。ついでに馬もカッコイイ。7人の個性的なアウトロー達が仲間に加わる過程(トントン拍子すぎる気もするのは否めない)には興奮した。しかも人種も扱う武器(西部劇なので基本は銃だけど)も様々で、さすが現代版リメイクなだけあって、目が肥えてしまった(?)我々世代を退屈させないキャラ設定になっている。
恋愛要素はほとんどないけれど、未亡人エマ(ヘイリー・ベネット)の素晴らしいおっぱいが補ってくれてますね。

そして、見応えありのアクションシーン。戦力では圧倒的に不利な状況の中、至る所に罠を仕掛けるなど、町で迎え撃つということを活かした戦術を立てる。これは『荒野の七人』では見られなかったし、『七人の侍』の影響を大きく受けていると感じた。アントワーン・フークア監督は『マグニフィセント・セブン』の準備中、しばしば『七人の侍』に立ち戻ったと語っている。

また、敵もやられっぱなしではない。戦闘の後半、恐ろしい武器で反撃してくる。町の人々はなす術もなく、緊張感と絶望感が漂う。ここからの展開が本当に凄い。ファラデー(クリス・プラット)の行動が粋すぎる。グッドナイト(イーサン・ホーク)とビリー(イ・ビョンホン)のコンビもいろんな意味で良かった(腐女子が喜びそう)し、サム(デンゼル・ワシントン)は安定感すごい。とにかくみんなかっこよすぎでしょ。


細かい部分で多少気になるところはあったけれど、娯楽映画としては傑作じゃないでしょうか。
七人の侍』または『荒野の七人』ファンであればもちろん、どちらも観ていない方でも十分に楽しめる映画だと思うのでぜひ劇場で観てほしいです。